【作業療法士の心リハ入門】 おすすめ書籍3選

書籍紹介

作業療法士と心臓リハビリ

平成26年の診療報酬改定により作業療法士が心大血管疾患リハビリテーション料を算定できるようになり、心リハに関わる作業療法士が増えたのではないかと思います。実際の臨床現場では馴染みのない循環器分野で何から勉強をしたらいいのか分からないといった声が多く聞かれます。心臓リハビリは他疾患に比べ、患者の変化が視覚的に捉えにくいため、様々な臨床所見から常に患者の状態をイメージしながら介入する必要があります。そのためにも早く専門的な知識・技術を習得し、よりリスクを減らしながら効果的なリハビリテーションを提供することが大事なのです。

本記事では今後心臓リハビリに関わる上で、まず押さえておくべきポイント、心臓リハビリのノウハウや他臓器との関連性など、臨床に即戦力となれるようなおすすめの書籍を紹介したいと思います。

書籍紹介

●病気がみえる vol.2 循環器

 

心臓の解剖、生理学、刺激伝導系や心電図、各病態など心臓リハビリを行う上での基本的な知識が詰め込まれており、心リハ初心者にはおすすめの参考書になります。イラストや図が見やすいため、リハビリ職だけでなく看護師や他のコメディカルにもお勧めできる1冊です。循環器分野を勉強する上では欠かせない1冊であると思います。

 

●循環器ケアと早期離床ポケットマニュアル 看護・リハビリに活かす

 

この本はポケットサイズであるため常に持ち歩くことができ、カルテ記載時やケアの待ち時間などにすぐ復習することができます。循環器のリスク管理を行う上で欠かせない知識が詰め込まれています。また、イラストや図が見やすく、補助循環(IABPやPCPSなど)や心電図などの解説もされており、即戦力となる1冊です。

 

●呼吸・心臓リハビリテーション ビジュアル実践リハ

 

呼吸リハビリと心臓リハビリは常に密接な関係にあり、リハビリを行う上では心臓・呼吸両方の知識が必要となります。この本はエビデンスに基づいたリハビリ実践方法や写真付きでの実技解説など、多く掲載されています。病態理解についてもしっかり解説されており、今後、内部障害に関わるのであれば必ず持っておくべき1冊であると思います。

まとめ

今回は心臓リハビリ入門についての3冊を紹介させていただきました。病態やリスクを理解することで、リハビリ時の運動負荷の設定や患者教育などの質が格段と向上します。またリスク管理を行うことで安全なリハビリの提供やコメディカル間での情報共有を図ることができ、セラピストとしてのレベルアップも期待できるのではないでしょうか。前述で記載した通り、内部障害の変化は視覚的に捉えにくいことが多く、アプローチも難渋するケースがあります。知識や技術の習得に努めリスク管理を行いながら根拠のあるリハビリテーションを提供しましょう。地道なステップアップが皆様のキャリアアップへとつながることでしょう。

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